文字で楽しむ第76回『体は、自然物』
「体は、自然物」。
私たちの体は、人工物ならぬ自然物。
人工物のように思い通りにしようとするのではなく、
その自然さを大切にしよう、というテーマです。
(^-^)
私たちの体は、人間が設計図どおりに作った
「ビル」や「機械」ではありません。
生まれて、育ってみたら、こうだったわけです。
なのに、人工物を扱うように 体の自然を無視して
計画どおり、思い通りにしようとしてはいないでしょうか。
♪
睡眠不足や疲労時、休みを取って回復するのを待つのではなく
ドリンク剤などに頼って「寝なくても元気になりたい」。
不摂生して病気になっても、病院にいって
「最新医療を受ければ治るはず。そのための病院だ」。
体型も、体の健康を無視してまでダイエットをして
「ともかく痩せたい。すぐにでも」。
そんな風に頭で考え、体に優しい生活習慣を嫌って
薬や手術で手っ取り早く思い通りにしようとしている時、
私たちは、体が自然のものであるということを
忘れているのではないでしょうか。
疲労、病気、肥満など多くの症状は、
そうなるような生活習慣がつづいた結果、
体が、その習慣の中でベストの反応をした結果だと思います。
薬や手術では、ある程度 症状を取り除くことはできるかもしれませんが、
本当に回復するには、生活習慣を変えて気長に待つしかないと思います。
♪ ♪ ♪
体って、本来は自然の草木のように、環境の影響をうけつつ
自然に、時間をかけてなるようになるのではないか、と思います。
もちろん、草木だって何も世話をしなければ枯れることがありますから
私たちの体にも、水や栄養、休養や運動など必要なものを
「世話」しなければならないでしょう。
そして、そういう「世話」はしつつも、
過剰に設計や予定を押し付けず、あとは自然な成り行きに任せる、
「待つ」というのが大切なのではないでしょうか。
♪
ビルや機械を作るときは、設計図や進行予定表を用意し、
人工物として計画通りに作るものだと思います。
でも、木を育てる時に、「こういう形になる」という設計図は描けません。
作業を2倍進めれば、2倍の速さで育つというものでもないと思います。
ある程度 予想し、誘導することはできるかもしれませんが、
木は、育つように育つだけだと思います。
様子を見ながら、その木に必要な世話をして待つのが
自然な木の育て方ではないでしょうか。
私たちの体も、本来は木と同じように
自然な成り行きというものがあるところを
「こうしろ」「ああなれ」という思惑を押し付けられて
本来の姿から離れてしまっているような気がします。
体の調子がおかしくなってくるのは、体が悪いわけではなく、
自然な体のリズムを崩すような生活習慣のせいで
目が悪くなったり、神経が参ったり、太ったり、病気になったり、
いろいろな問題が起こっているのではないでしょうか。
♪ ♪ ♪
体を「自分の予定通り、思い通りにしよう」としていることに気づき、
体の自然な働きを尊重して、体のしたいようにさせてあげる、
世話をしながら見守る、待つということがいちばん「体のため」であり、
本質的に自分のためになるのではないかと思います。
今週のテーマは、「体は、自然物」。
森山はるみがお届けいたしました。
また来週~~♪
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